チピンケさん

くたびれたおじさんのような響きは山の名前。市内から２０分くらいだけど標高1200～1300あるそこそこ山です。自然公園で眺めもよいつーので行ってみました。

急な九十九折を登っていくと、平地では一切見ない松の木が増えてくる。山肌にたなびく雲と相まってどこか東洋的で馴染み深い風景。


車でいける終点にはホテルが。ひんやりと湿り気を帯びた山の空気は心地よく、ちょっとした山岳リゾートですが、如何せんやる気に乏しく資源をまったく生かしきれてない施設です。


廃プールサイドからの眺望。曇天で霞んでるけど晴れてたらもっとすごかろうね。



かわゆすな小動物に遭遇しました。まったく人を恐れないので至近距離で激写。

そしてイラストマップのキャラのモデルらしきやつを発見。coatiというアライグマ科の動物らしいす。

こちらもかわゆすな。

prawn shock

美味しそうなエビでしょう。ちょいと焦げ目なんかもついて香ばしそうでしょう。冷凍とはいえ内陸でもエビくらい手に入るんですよーだ。いただきま～す。



て、カマボコじゃん!!

よく見りゃ脚まであるニセっぷり。カニカマがあるんだからエビカマがあったっていいけどさ、はーびっくりした。

ちなみにエビの味はこれっぽっちもしません。

初授業

土曜日に初めてスペイン語の授業を受けました。
１６年ぶりの語学学校。英語をしゃべる先生ですが、
基本スペイン語でまくし立てます。しかも容赦ない早口。
やってるのはアルファベットの読み方とかからですけん
内容はなんとか判るんだけどね。
ブ語に比べりゃ一般的に耳なじみもあるし、
英語に似た単語もあるので類推はしやすい。

ま、イキナリしゃべれるようになるなんて期待してねえすから
ぽきっとずつ注入していこうと思うです。

キャラもの

メキシコの中ではかなりローカル色が薄くむしろアメリカ的だと言われているモンテレイ。でもね、やっぱちょっとアメリカと違うな、と思うのが様々なキャラクターのデザイン。どっちかってーと日本人の感覚に近いんだよ。


爪楊枝のパッケージ
これは比較的洋物の感じかもしれません


イラストマップ
結構日本的なデザイン処理な気がする


↑のキャラクター
日本の自治体とかのキャラっぽくね？


落書き
キモカワな感じは決して「洋」ではありません


値札
ココにこーいう顔を描くてー行為が日本的


アメリカの、アメリカ臭い、可愛げゼロのキャラとは違いましょう？メヒコの人は意外とカワイイもの好きなんだと思います。

La catarina

独立記念日前夜、モンテレイで一番と言われるLa catarinaで初のメキシコ料理。

順当にチップス＆サルサから開始。なぜかテキーラグラスおいらの前に集中。他にもビールとワインとマルガリータが押寄せる

芋虫、バッタ、蟻の卵などのゲテモノ系も卓にのぼり、一通り食してみました・・・・もう一生喰わなくていいな。

続いて一般食品の部。

月天に乗せたエビクリーム油パイ

同様にマッシュルーム油パイ

エビのサルサベルデ和えタコス包み

マスのグリルオニオンリング添え

生塩キャラメル入りキャラメルアイスチョコ掛け（劇甘）

他に荒神にあげたビーフシチュータコスやタコスの煮〆が出ました。総じて油がきつく、野菜が少なく、トルティーヤは腹で３倍に膨らむので喰い続けるのはそれなりに大変。でも別に不味くはないのよデレー。



11時になると大統領が独立宣言を読み上げ、

ブブゼラみていな笛で合の手ぶぉ～～ん。店中でビバビバ言ってお開き。特別な日の感じで楽しいかったや。


表に出ると彼方の丘では、ライトアップされた旗が夜空を飾ってました。

洞窟探検

今日は郊外の鍾乳洞に来てみた。

洞窟のある断崖絶壁へはロープウェイで。

山伏が法螺貝で呼び寄せます。


頂上からの眺めはなかなかで、

興奮して法螺を吹く山伏、
本能だからしかたありません。


ガイドのおじさんに付いて洞窟内へ。

ガウディ～～

ギーガ～～～
と盛り上がったのは最初だけ。
なんだかやたら作り物くさい。
一応天然だけど円谷プロ製作か？てレベル。
これなら奥多摩の日原鍾乳洞のほうが
よっぽど横溝感溢れるゴシックスポットだぞ。

そして山伏が窟内要所要所で吹きやがりまして
う　る　せ　え　。
しかもへったくそなんだこれが。


「キリスト降誕の地」て名の石筍だけど
神聖さのカケラも無い電飾はどーなのよ？



メヒコ一番の鍾乳洞とか名乗ってますが・・・・・・・




三流！

colors

　　　　　　　
　　　　　


　　　　　　
　　　　　

えっへっへ

建築では、建物の平面で同一線上に並ぶ柱を結ぶ線を【通り芯】と呼び、A通り、B通り、のように建物の場所を特定する手がかりにします。英語では【AXIS】で、まぁ、軸線てこと。スペイン語では【EJE】といいます。発音はエヘ。

現場では毎日朝礼をやるんですが、ローカルスタッフが職方に本日作業の説明をします。んで、おそらく、

「今日はH通りからK通りまでのコンクリ打ちやっがらよ～」

的なことを言ってるのだと思うんだけど

”б涧∮えっへっへ～ΣΘhttp://Ψ⊿ξ∋・・・”

のように聞こえたりするわけで、未知の言葉ってホントおもしれえ。

手描き

こっちにきて気がついたことに
屋外サインの表現の差てーのがあります。
なんか、電飾や看板もあるにはあるんだけど
特に目立つのが壁面への直描き。

魚不味いくせに・・・

せっかく平らな面があるんだから使わにゃ損。
訴求したい対象だってそもそもその辺を通ってる人ですし、
ある意味理にかなった方法、且つ味わい深し。

インターネットもダイヤルアップ感


壁一面で商品をアッピール、ペンキ屋さん健在。


そして目玉親父は世界キャラ。

調整終了

こっちの生活にも慣れました。

治安を考えると夜間外出もままならず、
思うように街を探検できない事がもどかしス。

何か特別素晴らしいスポットに溢れているのか？
っちゃーそれはまた別の話ですが、
やっぱ歩けば歩いただけ発見はあるわけで。

次の週末は車に乗らず、また足で、街を体に刻みつけよう。

日本ではまったくマイナーなMonterrey。
これといって見所のない処じゃけど、お山に沈む夕日と・・・


コレは自慢してもいいかもね。

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