Feliz Navidad

クリスマスの朝は教会の鐘がガンガラガンと鳴り響きうるせえ荘厳な雰囲気。でも別に信徒ではないだのでお参りはせずに観光にリキ入れます。

まずは水道橋。

萌え。
つーてもさほど古いものじゃないくてまだ築後50年くらいらしいす。

にしても石造りの脚長アーチはイカス

橋のすぐ横には古い闘牛場を改装した☆☆☆☆☆ホテル。

円形闘技場と水道橋、響きあうアーチにダブル萌えですが、とりあえずは金を落とすことも無く先を急ぎます。



名も無き坂道を上れば名も無きナイス角地物件が続々出現。

足元には市の紋章を纏うマンホール。錬金術の寓意画のような意匠は中世都市の証。





標高2250m。やや薄い酸素に息を切らしつつやってきたのはMina del Edénて鉱山跡。トロッコ列車に乗って廃抗探検です。

内部は普通に整備されてて廃テイストゼロ。土産物屋やクラブまであるテーマパーク。とはいえこのルートはロープウェイ乗り場の隣に出るので交通機関と考えりゃ損はないやね。



坑道を抜けたらテキーラ入りソーダで水分補給。素焼きの壺がかわゆす。

そして天空散歩。

眼下に広がる薄紅色はこの辺りで切り出される砂岩の色。ばら色から藤色まで、石材としてはちょっと変わった色相す。


丘の上にも教会がありました。25日のジオラマには無事に誕生した幼子ヘススの姿も。

ちょっと化粧濃いけどな。

「クリスマスは？」「世界遺産で」

つーことでやってきました。メヒコに数ある（登録数３１）世界遺産のひとつ、サカテカス歴史地区。MTYから車で6~7時間、つーても平均150キロでだからな、遠いぜ。途中で休憩せにゃケツが痛くてたまりません。

メキシコぽいよね

朝早く出たので日の高いうちに着きました。早速観光開始ざーす。サカテカスは丘陵地帯の盆地にあるこじんまりした坂の街。大聖堂を中心にすり鉢状に広がってる感じかしらい。街の規模にしては豪華な建築が多いのは銀山で栄えたかららしいす。


街のシンボルカテドラルはバロック様式、ゆえに・・・

毛深～～～い。


内部は意外に超薄味。てか、改装されてるんだろう。祭壇も現代的。


近くの坂を少々上ったところにあるサントドミンゴ教会。

このくらいさっぱりしてたほうが好み。

でも内部は豪奢に黄金の祭壇。小さいながらパイプオルガンも良い雰囲気。

裏地に凝るおしゃれさんて感じ。


石段を上りロープウェイ乗り場に向かいます。

黄昏時の街並み。張り巡らされた電線も美しい。

ロープウェイはすでに終了。明日があるさと下る坂、灯の点った路地もまた萌えです。


そこかしこに置かれたキリスト誕生のジオラマには肝心の幼子ヘススが見当たりません。

まだ２４日だからね。

電波系

街で大変心惹かれる意匠に出会いましたよ。
【モンテレイ電子学院】て感じの校章す。


発展を支える歯車、煙を吐くギザ屋根、「電子」なサインカーブ。鉄塔はラジオ波を飛ばし、足もとには行く手を照らし導く聖火。

昔の未来。
その未来はとっくに通り過ぎてしまったたろうけどね。

今日のかっぱ

東の日出処では外壁に黄緑てあんま見ないすよね。でもこっちじゃホラ。

ド黄緑
ここはPollo Asado屋さん。直訳すりゃ焼き鳥すが炭火焼チキンて感じかしらい。色彩から商品を喚起するのは難しいすがペンキ屋さんが黄緑な気分だったんすからしかたありません。

で、となりが保育園。

かっぱな子供に育ちそうです。

年末です

今年も残りあとひと月。早いかったな。


来年の今頃はどこに居るのかな。
どこに居ても顔をあげて
前を向いて歩いてたいだね。