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ゴシック・ロマンス [建築・街並]

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低い空に突き刺さるように建っているあの塔が以前から気になってた・・・


塔と言えば幽閉。囚われの姫君や大公、もしくは革命家。蒼白い頬は痩け目の下にはくま、小さな窓から僅かに見える空を呪うばかり・・・間違ってもデヴや小麦色の健康体じゃぁいけません。

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そんな引きこもりさんたちの暮らし向きを訪ねてメトロで1駅、路地を曲がるといきなりあっけらかんとした姿が現れます。

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んー・・・順光だとイマイチゴシック感に欠ける。二十面相よりキティとかテンシネコが顔出しそう。

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しかし裏に廻って逆光になると、一変、石の壁に封じられた暗い念が滲み出してくるのです。うつろな楼内に棲む黒い鳥の鋭い鳴き声は、ここが確かに「その場所」である事を告げて・・・
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単なる給水塔に過ぎないけど、あえてダークな物語を捏造したくなるそんな物件す。
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来週はあの、地上の軍艦島だ!
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ジャケ買い○× [日記]

最近スペイン語の歌を聴こうと色々CDを買ってるですね。店の試聴コーナーが壊れてる、てか使えねえこと多いんで、一発勝負にならざるを得ません。

↑コレは結構好き。


↑コレはちょと・・微妙。


↑コレなんか牧歌的ですやね。

基本知らない人だから趣味に合う合わないは聴いてみなきゃ判らんす。ジャケのイメージって意外と当てにならんのな。オレのチョイスが悪いだけかしらい。ま、安い買物だし今後も少しずつ買ってみようと思うです。
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Fiesta [日記]

こんな感じのフィエスタが月に1~2回。
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・・・・結構楽しいです。
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I Love Tokyo [建築・街並]

今、東京駅丸の内口駅舎の保存・復元工事が行われている。戦災で失われた南北の大ドームと3階部分を竣工当時の姿に戻すもの。どの程度進んでるのか見に行ってみた。
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駅舎は仮囲いに覆われていて全貌は分からないけど、ドームは既に出来上がっているので先端が見えている。
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復元された3階屋根の野地板も見える。21世紀の世の中にあってもスレート屋根の下地は木。
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復元前の姿を見慣れているので違和感はなかったけど、立面図で見れば差は歴然。風格がまるで違います。日本一の煉瓦建築が復元され、日本一の駅前広場になること間違いなし。辰野先生もさぞお慶びのことでしょう。来年の竣工が楽しみ。

んで、この様子を新丸ビルから見たんすけど、2007年に竣工してるのに初めて入るんです。もーなんてーの?自分が田舎もんの気分。てか、やっぱ東京ってすごいわ。レストランフロアのDJブースやルーフテラスに思わず「いやーNYっぽいなー・・・」と口に出して、【おしゃれなメトロポリス=NY】て括りも我ながら田舎っぺえと反省。
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東京駅周りは駅ナカ・駅ソト含めて大改造。まだチェックしてないけど大層な盛況ぶりらしい。次に帰国したら一日くらいは東京駅の中で遊んでもいいかも。

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続いて日本橋散策。COREDO室町のにんべんで1杯¥100のかつおだし、かつお+こんぶだしを頂く。先ずはそのまま味見。ほうほう、これがかつおだけ、こっちがこんぶ入りね、とひとしきり納得した後で塩少々を加え賞味。まいう。

室町周辺はまだまだヒューマンスケールの路地が残ってる。木造の建物や低層のビルに旨そげな飲食店が並ぶ様子は次回帰国への期待が高まろうというもの。休日に行くといい具合にすいてて尚可。

東京は楽しい。やっぱ新宿以外の街にも行かなきゃね。
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先斗町の夜は更けゆく [喰う!]

イタリアに嫁いだと思ってたTさんがカナリア諸島のテネリフェに移住してもう12年にもなると最近知った。その彼女が里帰り中ということで、皆で会うことに。メンバー4人のうち2人関西2人東京。大阪か京都でという話になる。
「大阪だったら京都の方がいいなぁ・・・」
とつい口走ったため
「じゃ京都ね」
とあっさり決定てのが京都行の経緯。単なる呑み会に新幹線てのも大人っぽいくてよ。

新幹線で崎陽軒のシウマイ弁当が食いたいかったなのに何故かどこにも売ってない。シウマイそのものはあるのに。

結局駅弁くい損ね。昼過ぎつーか夕方前に宇治の商店街の京都なのに大阪屋マーケットで購入のお惣菜3点を宇治茶と共に頂く。
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筍とか蕗とかやっぱり春には食いたいよね。

夕食は先斗町のおばんざい屋さんです。四条上る、て京都っぽいわぁ。雨に濡れた路地の石畳がこれでもかと都のかほりを放ちます。
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こじんまりした店のカウンター上には大皿に乗ったおばんざいの数々。写真撮りたいけどとても撮れる雰囲気やおへんのえ。ビール→日本酒と飲みが進み、イマイチ食い物の印象に欠けるのは残念。たぶん美味しかったと思います。

ホントは日帰りするつもりだったけど新幹線最終21:34は早すぎだろ。フォーちゃんで検索して駅前の安いホテルを予約。
「今夜泊まれますか?」
「はい、シングル¥8000からのご用意となります」
「えい?ネットに¥3800からって出てたんですけど・・・」
「(即座に)はい、それでしたら¥5000でご用意させていただきます」
・・・値段って有って無い様なもんなのね、てか、言った者勝ち。

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2次会は同じ通りのワインバー。キリリと冷えた白ワインをガンガン頂きます。そこそこいい感じで酔っ払ってるので何を話したのかイマイチ覚えてないのは残念。相当久しぶりに会ったので、たぶん色々話したと思います。

夜も更け、神戸・姫路組は帰宅の時間。おいらもチェックイン→即寝。
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駅のまん前で便利だし、清潔だし¥5000なら結構よかったよ法華クラブ
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古き都の西方浄土 [旅]

帰国時に京都にも行きました。しかし都にはまるで不案内な東夷のおいら。なんとかなるさと行き先も決めずにのぞみに。車中iPhone 4にて検索。そういや平等院て見たこと無いや。目的地は宇治に決定ー。やっぱなんとかなるよ。


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奈良線に乗換え30分。宇治は小さな町。駅前看板に反してメインの通りも普通の商店街。観光地独特のあざとさはほとんど無し。
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生憎というか幸いというか、悪天候のため観光客も少ない。

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5分ほど歩くと宇治川に突き当たる。結構大きく流量も多い。天然の川を見るのは久しぶりです。

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左手の参道を抜けて到着したよ10円御殿。

砂利敷きの境内を降り出した雨に濡れて歩けば行く手には池に浮かぶ【鳳凰堂】。
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予想より小振り。でも流石にバランスは秀逸だし、ディテールも密度が高い。水面に浮かぶ翼廊の細い柱、伽藍を覆う重なり合う屋根、どの角度から見ても姿良し。
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前後左右裏表からねちっこく堪能。


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強い雨に隠れて阿弥陀如来の面相は拝せず。

宝物殿の現代建築【鳳翔館】もよかったです。景観を損なわぬよう殆どの展示スペースを地下に埋め、所々切られたスリットから差し込む自然光はまさに「神様タイプ」・・寺だけど。


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宇治川を渡り、宇治上神社へ向かいます。
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川面に立ち込める霧は山からの気の流れを可視化。翠嵐とはこういうことを言うのだな。

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深い緑に飲み込まれそうにひっそり佇む社。

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向こう1年分のマイナスイオンをフルチャージ。大丈夫、メヒコでもやってける。



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そして京でお茶、言うたら是え

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東の国の高い塔 [建築・街並]

東京に居る間に見たい所沢山あったのけど、先ずは前々から行きたいかった新東京名物。
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建設不況が言われて久しく、夢を描けるプロジェクトも無い今、この電波塔は広くあまねく人々の興味を引いていると言えましょう。GW前の日曜日だったけど結構なお出まし。
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さして魅力的とも言えない小汚い下町風景にニョッキリ生えている様は東京土着パワーの発露のようでもあります。
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無闇な元気っぷりが沈滞気味の世の中をちょっとだけ明るく照らしてるのだな。

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川面に映える634メートル。



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いやげに好適スカイツリーウォーター
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