一泊

先日土日でサカテカスへ行ってきた。２度目す。

土曜の夕方に出発。平均１４０キロで飛ばします。宿についたのが夜９時前、前回も立ち寄った闘牛場を改装したホテルです。チェックインを済ませてちょっと街に出てみました。この日は２週間にわたって行われていたFestival Cultural Zacatecasの最終日。そこかしこで野外コンサートやイベントをやってて花火もあがったよ。

小一時間ほど歩いたらホテルに戻って夕食。闘牛場観客席の下を改装したバー。牛とか居たとこかもね。

生バンドで女性歌手が歌ってたんですがコレがすげーへたくそ。もうや〜め〜て〜。

ひとしきり食ったらもう寝ます。クイーンベッドでおやすみなさい

翌朝目覚めてよく見ると、ヘッドボード上のテンペラ画は鳩が真っ最中ですた。子宝の宿なんですね。

ホテルで朝食。トマ汁の脇にさりげなく置かれているウォッカ、素晴らしきブッフェサービス。ブラディメリーを２杯ほど注入。

昼から観光。前回同様洞窟探検してロープウェイ乗って丘の上まで。ハーリーのカスハガも健在ですた。

夕方まで観光して再び１４０キロで帰ります。

風邪気味だったんで疲れたや。

なんつったらいいのか

週に１回スペイン語の授業を受けてます。今は学校に行ってなくて家に先生に来てもらってるですね。こないだ「今日は天気がいいし外の公園に行ってみましょう」ということでParque Niños Héroesに行きました。画像リンクつけようと思ったら中途半端な初音のコスプレ写真にびつくり、コスネームkamekoてのもどうかと思いますよ・・・

で、本題。この公園色んなスポーツ施設とか、気付かなかったけど温室ドームとかもあるようですね。写真じゃあんま判らないけどなんつーか荒れてる。どこもかしこも放棄されて１５年の廃園て感じでとても現役使用中には見えない。入園料取るし管理はしてるぽいのになんでこんなんなっちゃうんだろう。

その中に博物館というにはあまりにゆるい展示施設が数カ所あり、先生はどうやらそれを見せたいらしく案内してくれました。まずは剥製展示室。入り口ホールで吹抜けの一面を占める岩山にさまざまな野生の山羊類・・

・・の背中にまんべんなく分厚い埃が積もっててかるく衝撃。どう反応すりゃいいのか。

メヒコのみならず北米の山岳地帯やアフリカのサバンナのジオラマもあります。

限られたスペースにいかに広がりを持たせるかがジオラマの見せ所。ライオンを遠巻きに佇む草食獣たちは

壁から生えてます。

雨漏りで落ちたであろう天井はそのまま放置、直す気なんてサラサラなし。

入園料とは別料金で窓口に人も居るのにこの状態なのも、こんな物件をあえて案内するのもメキシコ人気質。
「絶対一日一組以上来ねえし・・」と思ったら、おいらたつの後にも客が入ってきてまたびつくり。

他には２０世紀初頭のクラシックカーを集めた展示（有料）とかも見ました。木製の霊柩車（棺桶付き）はちょっと面白いでした。

効くといいな

海辺の町でとても琴線に触れる看板を発見しました。

自然療法の店

救済の聖母

幅広い品ぞろえの薬用植物

と書いてあるです。メヒコ流漢方みたいな感じ、墨方てのか？

「咳止め」「動悸」「寒気」あたりはスタンダードなラインナップ。床の呪文がマヤ時代よりの伝統を思わせ、効きそう感がうｐしたところで一歩踏み込んで「腎臓結石」「前立腺」、でも「癌」は言い切っちゃっていいんかね。

薬効が期待値に至らぬ場合は、同時に取り扱う神様グッズが威力を発揮。なんなら黒魔術もできそう。

同じような商品構成の店が２軒、別の店のようだけどおっさん等は仲良く椅子を並べて店番してました。