SSブログ

Mi viaje a Latinoamérica nº1, Tokio [旅]

こっちの更新全然してなかったけどもう帰国して3ヶ月経ったんだな。帰国後の南米旅行は自分にはかなり印象的だった。サワリをFBとかにも書いたけど、感じたホントのところとかSNSには濃すぎるし、かと言って記録しとかないのももったいないので、遅ればせながら旅行記をしたためる。

南米に行きたいと思ったきっかけは明らかに「ブエノスアイレス」。17年前に初めて観た時、強烈に放浪・漂泊への憧れを抱いた。当時の自分はナッシュビル→アブダビ生活を終えて日本に定住し始めて2年目くらい。日本の生活にも慣れきって、満足してはいたけど何に対してという訳でもなく漠とした不安を感じてた頃。そんな言ってみりゃヌルい日々に、異国で暮らすウィンとファイの魂をすり減らすような生き方をみせられてガツーンと来た。そういう厳しさに直面していない自分に危機感を覚えたというか、そんな感じ。そもそも魂はすり減らさなきゃいけないのか?て疑問はあるんだけど、なんてーか安寧としてる自分を怠けてるように思ってしまう。ある一点までくると追い立てられるように今居る場所を離れなければいけない気持になる。

1994年ナッシュビル8ヶ月、直後に1995年アブ1年の海外生活、その後は2001年LA4ヶ月と2006年ソフィア半年。ほぼ5年に1度。多分定点生活のMAXが5年なんだな。人生の目的は「海外移住」じゃ全くないけど場所が変わればとりあえず安寧から離脱した安心感・・矛盾してるけど・・がある。そして2010年、メヒコ勤務の打診。周期より少し早めに来たけどコレを逃す手は無い。二つ返事で承知して、その後はココに書き綴ったような生活をしてきた。

新しい土地に移れば自分をアジャストするのに多少苦労するし、言葉を覚えたりで奮闘もするので生きる事にきちんと向き合ってる自分を実感できるのかもしれない。新しい物を見て、感じて、味わって、いつの間にかその土地に慣れた自分を発見するのはすごい満足感てか達成感。

達成したのがモンテレイてのはちょっとしょっぱい感じではあるけどそれはまぁいいや。でも4年も居たので既に離れなければいけないモードに入ってたんだ。去年の暮れ辺りからそわそわしてた。そのまま居たら腐りそうな気分だった。何処でもいいから別の土地に移りたくて、メヒコ内でもよかったんだけどとりあえず一度日本に帰る事にした。

本当は帰国前に南米廻るつもりだったのけど、ビザ無くしたんで一度日本に戻らざるを得なくなって、帰り着いたらちょっと落ち着いちゃって、なんだかんだすぐ1週間経っちゃって、「ヤバイ、このままぼーっとしてたら行けなくなる!」と焦りを感じつつもまだ何の予約もしてない。今のご時世全ての予約はネット経由、しかし家のネットは未接続。かと言って外のWi-FiでiPadでってのも…やっぱいろんな事を同時に処理するにはデスクトップが必要。で、KINKO'S行きましたよ久々に。

そもそも航空券の予約すらしてないくてそこから始める。周遊コースと日程を考えつつ、行きたい場所の情報をネットで調べ、値段を比較し、同時にExcelで旅程表も作成。なんだかんだ4時間かかった。頭の中でもやもやしてた空間軸と時間軸をビジュアルに整理すると、一気に具体的なイメージが湧き上がって旅への期待感が高まる。そもそもメヒコでの仕事の話を受けるカナリ直接的な理由だった南米への旅が遂に実現の時を迎えるんだー…
nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。