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Mi viaje a Latinoamérica nº25, Cuzco-2, 23 jul. 2014 [旅]

クスコ周辺には結構広範囲に遺跡が点在していて【インカの聖なる谷】と総称されていると知る。このエリアは車じゃないとキビシイんでずっとお願いしてる運転手さんに半日案内してもらうことにした。

早朝出発。いつもちゃんと約束の10分前には来てくれるってペルー人気質なのかそれとも彼の性格か。急な山道を登り高台の公園管理事務所へ、周遊チケット買ってVamonos!

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まずは街を見下ろすサクサイワマン。
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ジグザグの石垣がサッカー場5面くらいありそうな芝生の広場を囲ってる。
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その石一つ一つがやたら巨大で、しかもぴったり組まれてて、石組に関してはマチュピチュより見事。
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この手前の隅石、高さ7m。
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これはやはり大きな人が…

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小山ほどもある一枚岩の下には地下への入り口がある。
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今は埋もれてしまったけど麓のクスコ市中までトンネルが続いてるとか。
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インカの街は征服者に破壊されてしまったんで確かめる術はないらしい。

「自分はガイドじゃないから本当は案内しちゃいけないんだ、人に聞かれたら運転手だって言ってくれ」と言いつつ付ききりで説明してくれる。そしてかなり詳しい。インカに誇りを持ってるんだな。

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プカ・プカラ。プカはケチュア語で赤。
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今は色あせてるけど往時は赤く塗られていたようです。


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タンボ・マチャイは聖なる泉。
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特別な血筋の女性だけがなれる皇帝の妻(この辺の説明はちょっと分からず)が水浴びしたって。
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沐浴により別の存在に生まれ変わる的な意味合いがあったらしく、浴びては壁の凹みで着替え、浴びては別の凹み…を繰り返したと。
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石垣と水のコンビネーションが萌え。この泉は年間通して水量が一定で、どっか遠くから引かれてるらしいけど水源は不明なんだってよ。こういう小さいミステリーは解明されないで欲しいね。

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次はコンドルセンターで飛行ショー。
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コンドルでか!
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激カワ山猫やピューマ、世界一醜い的な犬なんかもいてミニ動物園の趣。
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ビクーニャやコンゴウインコと写真も撮れるよ。
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インディヘナのおばちゃんが機織りしてたり、超観光施設なんだけど商売っ気は無く土産物売ろうという姿勢もゼロ。自由裁量チップ制の入場料だけでやってけるのか?

軽くサンドイッチをつまんだら、少し離れたピサックの街へ。
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川筋に続く「聖なる谷」。
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急な斜面にはインカの時代から使われる段々畑。
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山の上に遺跡がある。
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谷に向かって弧を描くテラス状の農地、尾根道の先には病院、
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頂上には太陽神殿、
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谷を挟んだ崖の穴はミイラを埋葬する墓地。ゆりかごから墓場まででそこそこ規模も大きい。
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マチュピチュほど混んでないので落ち着いて見学できるのはいいね。
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聖なる谷のことは全く知らなかったけどこの機会に来てみて大正解。

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3時頃クスコに戻って最後にオススメの超ローカル飯屋に。
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観光レストランではまず供されぬ獣汁に獣肉といったワイルドフレーバー。
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自家製のどぶろくチチャはイチゴで香りをつけたと言うけど、どっちかっちゃー胃液味。美味いと言い切れないところに味わいを。

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ガイドツアーって己の感覚に基づく認知の妨げになるような気がして今までほとんど利用したことなかったけど、人の相性さえよければ丁寧に案内してもらうのも悪くないなーと思った。
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Gracias Fredi.

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Mi viaje a Latinoamérica nº24, Machu Pichu, 22 jul. 2014 [旅]

朝6時に宿を出て駅へ向かう。いよいよマチュピチュだ、遺跡に入れるかまだ判らんけど。始発は6:40。発車間際のコンコースは人だらけ、2〜300人くらい居るかな。
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天井にも窓のあるパノラマ列車は深い青色が美しい。
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座席は通路を挟んで2+2の対面シートのセンターテーブル付き。1車両約50席くらいで全席指定。
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車内は暖房入ってなくて寒いんだわこれが。
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行きの列車は朝食付き。テーブルクロスをかけて、小さな花も飾って、一人づつ丁寧にサーブしてもらう側から冷めてくパンケーキ…。飯の後ようやく暖房入る。最初から入れてくれ。

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全行程125km、高度差1000mを3時間10分かけて下ってく。マチュピチュはクスコよりずいぶん低いところにあるのだ。
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平均時速40kmとかなーりのろい。
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眺めは楽しめるかもしれんけども少し早く走れんのか?

定刻通り9:52マチュピチュ駅に到着。チケットオフィスまでダッシュ!息を切らして窓口へ。無事買えたーいがっだー。
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ではバスに乗り遺跡まで九十九折を登っていきます。
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ガードレールもない崖っぷちを猛スピードで走るので中々にスリリング。
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30分弱で到着。すでに11時回ってるので、予想はしていたけどすんげー人!

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ゆるい坂を登り目の前が開けた瞬間、誰もが目にしたことのあるこの景色!
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正面にそびえるワイナピチュも登頂可能ではあるのだけど、厳しい人数制限のため入場できず。

言ってもしょうがないけどちょっと人多すぎだーね。
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そして大方の関心事は遺跡をバックの記念写真。下世話な雰囲気に正直萎える。
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ま、おいらもずいぶん自撮りしましたんで全くヒトのこと言えた義理じゃないんですけどね。

ひとまずメインの遺跡を離れてインカ道の方に行ってみる。
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こっちは比較的人が少ないので多少は過去に想いを馳せて浸ることができる…ような気がする。

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外敵がやってきたら落として通行を妨げたと言われているインカ橋。さすがに危険なので近くまでは行けない。
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垂直な崖にへばり付くような、人ひとり通るのがやっとの石積みの道。いったいどれほどの年月と犠牲の上に出来上がったんだろう。

引き返していよいよ中心部にアタック。
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遺跡本来の姿を切取りたくて極力人影を避けて頑張ってみる。
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日常の空気から異次元的で硬質な時間を抽出する試み。

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インカと言えば「カミソリの歯も入らない石組み」てイメージだけど、施設の重要度に応じて随分と差があることがわかった。
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陵墓や神殿と言われる建物は切り石がぴったり組み合わされているけど、庶民エリアらしきところは結構雑に積まれてるだけ。
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何事にも階層というものがあるもんです。

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日時計の石と言われる大岩。一番のパワーストーンらしすよ。今は禁止されてるけど昔は触れたらしくて、手のひらに不思議な暖かさを感じるんだて。
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鳥の石垣。姿が見えるかな?

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この泉は当時から湧き続けてるのか復元されたものか知らないけど、水利施設の遺跡って特別萌えるわー。

実際これだけの都市遺跡が多くの人を惹きつけるのはしょうがないけど、もし人の居ない状態でこの場に立てたなら全く違うレベルの感動を得られたと思う。
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次に来る機会があれば前日から麓の村に入って、是非とも人の少ない早朝に訪れてみたいな。薄靄がたなびいてたりするときっと激萌え。
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Mi viaje a Latinoamérica nº23, Cuzco-1, 21 jul. 2014 [旅]

朝11時の飛行機でリマからクスコへ。
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国内便1時間半くらいの距離だからあんまり高度上げないみたい。
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アンデス山脈がよく見える。
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山あいの盆地に走る滑走路。島を出て3日目にしてようやく到着。

空港出たらタクシーで街に向かう。気さくな運転手さん、マチュピチュ入場の切符あるかー?とか、政府の公式チケットオフィスで買わなきゃダメだよボラれるからーとか親切。感じいいので明日朝6時にマチュピチュ行きの列車乗るのに駅まで送ってもらおうと思って聞いてみると快諾。

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ホテルは旧市街の中心部にほど近い、坂の途中の風情ある建物。
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多分この宿1番の、木製バルコニーのある部屋に入れてもらった。ラッキー♪
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家族経営の宿は女将さんの実家らしい。「私、この家で生まれ育ったのよ…」と愛着もひとしお。こういうところは居心地のいい空気に満ちてるよね。

荷物を下ろして街をそぞろ歩き。
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ガイドブックでは高山病の注意喚起をしてるけど、特に息苦しく感じることもない。
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クスコ訪問のメインはマチュピチュで、ここはその入り口の街くらいの意識だったけど、すごく感じのいい所だ。
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こじんまりした佇まいも居心地よい。
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世界中から訪れる観光客を当て込んだ商売は当然主要産業だけど、その割にあまりスレた感じがしない。
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民族衣装のおばちゃんは写真のモデル料取るらしいけど、風景の一部として撮ってる分にはいちいちやってきてチップ請求したりもしないで、ま、呑気なもの。
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有名な石垣は街の至る所に。
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白漆喰の壁を彩るコバルト色のバルコニーが美しい。

とりあえずせねばならぬのは文化庁でマチュピチュの入場券を買うこと。なんだかんだやり取りの挙句、明日の券は完売だから現地に行って買えとの事。整理すると

 ①マチュピチュへの列車チケットは明日の日付けでネットで購入済み
 ②遺跡の入場券は未入手、クスコ市内の割り当て分はもう無い
 ③当日券はあるけど、1日2500人しか入れないから保証はないよ

つー結構やばい状況。ここまで来て遺跡入れないで往復6時間の乗り鉄だけして帰るって、それはないだろ。なんで列車の予約と同時に入場券買っとかなかったのか自分が不思議、ネットで買えるのに。

つくづく思うけどオレって全く緻密さがないな。この旅行の前に一応計画立てて、ガイドブックも買って情報入手して、出発からここに着くまで3週間も時間あったのに、前日までこんな基本的な事を押さえてないなんて…バカ?

と言うものの、考えたところで今更どうしようもない情況だので、明日に望みをつないで今日は飯を食おう。クスコは観光地なのに凄い飯安!レストランの外看板の値段見て間違いじゃね?と思ったくらい。今までの旅、飯どこも結構高かったからうれしス。安いなりに大したことなかったりもするけど、夜の定食¥250なら許す。

あんまり安くあがったんで食後にチョイとシャレ乙なバー飲みに出てみたよ。
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雰囲気もサービスも洗練されててやっぱり世界中から人が訪れる街なんだなぁと思う。ペルー名物のブドウの蒸留酒ピスコを2杯。舌にピリリとくる42度の強い酒。ブルガリアのラキヤをちょっと思い出す。こういう世界マーケット的にはあまり知られてないスピリッツを現地で飲むのって好きだわー。
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一抹の、いやかなりの不安を残しつつもほろ酔い加減で初日終了。
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Mi viaje a Latinoamérica nº22, Lima, 20 jul. 2014 [旅]

サンチアゴからクスコへ向かう直行便は無いんで再びリマを経由せねばなりません。てことで本日も移動日。
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昼2時過ぎに飛行機のって4時間でリマ着。明日もまた移動だから空港近くの安宿。
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歩いていけるんだけど、周りなーーーーんもねえ。売店すらねえ。てことで宿で夕飯頼んでもらった。
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半身のローストチキンと芋、以上。
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この宿にはギョニぬことわんこが居ました。
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部屋は4人部屋。ぎっちぎちに入ったベッドの隙間は横歩き。床仕上げ=ベッドの様相を1人使用。
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寝る以外にも全部に荷物置いて有効に使ってみたよ。
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Mi viaje a Latinoamérica nº21, Santiago de Chile, 19 jul. 2014 [旅]

4日目、島をかなり気に入ったんであと1週間くらい居てもいいかもと思いつつ今日は出発の日。残念ながらチケットの設定で旅程は変えられないのだ。

午後2時の便までまだ時間があるので、もう一度火口の湿原を見に山に登る。
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やっぱりすごいなここは。心が解き放たれて大気に広がっていくような…吹き渡る風に魂がふるえるような…
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この場所にどこか深いところで繋がっているような気がする。

でもね、ここ一応観光地ですから当然ほかの観光客も居るんですわ。中には「ふーん…じゃ写真!ピースピース!」位の反応の方も居るわけで、感受性ってホントひとそれぞれだなぁと思う。
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死んだら戻ってくるからねー、それまでしばしさらば!

山を降りたらお土産買って、車返して空港へ。次はクスコへ行くのだけど島からの飛行機はサンチアゴ行きしかない。で、着いたらもう夜9時過ぎ。乗継ぎ泊は街まで出ずに空港ホテルにした。
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部屋はそこそこ広くてきれいだけど高いなぁー。夕飯は節約のために空港売店で買ったロール寿司。
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こんな不味い食いもん生まれて初めて。蝋の食品サンプルは多分こんな食感だろうて感じ。ドイヒーです。
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Mi viaje a Latinoamérica nº20, Isla de Pascua-3, 18 jul. 2014  [旅]

3日目、起きたら晴れてるので走りに出る。
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朝日を浴びてウチの大きい人(宿の前の海岸のモアイ)も荘厳な雰囲気。赤土の道を進むと放牧地へ向かうらしい馬の大群に出くわした。
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こんなに沢山の馬見たの多分初めて。いい天気になりそう。今日もはりきってこう!

先ずは島の南端にある火山の上のオロンゴという遺跡を目指す。
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山肌に沿って一本道を登ってく。中腹の展望台からは島の全容が一望に。
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空港の向こうには小さいながら整ったコニーデ型の山が幾つも。モアイを建造・運搬するために木を切りすぎて森林破壊を起こしたという事だけど、確かに山にはほとんど木らしい木がないね。

更に登った所でまた展望台。車を停めて海側をチラリ、この直後訪れる衝撃をまだ知らず「見晴らしいいて程じゃないなー」とか思う。そして山側に登ってみると…
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ナニコレ!?
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ドガーーーーンと眼下に開けた火口には澄み切った水を湛える湿原と無数の葦原、
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抉れた火口壁から望む目にしみるほど青い海…
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現実に存在してる事が信じられないほどの美しさ。その場に立てば確信する、ここには神様がいる…

これがラノ・カウなんだー。島に来る飛行機の機内誌で読んだけど、こんな言葉を失うほど神々しいところとはついぞ思わなんだ。ここは島の水がめであり、浮島の一つ一つで野菜や果実を育てる「畑」でもあったのだて。
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斜面をやわらかく吹き上がる風は誘うように、底まで降りていにしえの人々と葦舟で水面をたゆたってみたい…死んだら精霊になってここに戻ってきたい…
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本当に、ずっとここに留まって眺めていたいくらいだけど、まだ見ぬ景色のために先へ進もう。頂上にあるオロンゴ遺跡はモアイを作らなくなってから盛んになった鳥人儀礼のための聖域。
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断崖の上に並ぶ石室に各部族の長が集い、それぞれを代表する泳ぎ手が沖合の島に海鳥の卵を取りに行くという儀式。最初に卵を持ち帰った部族の長がその年の鳥人となって政治・宗教の権勢をふるい、海辺の洞窟で人食いしたとか。使命を果たせなかった泳ぎ手は島に残り餓死の道を選んだとも。
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島は目と鼻の先という感じだけど、海はおそらく物凄く深い。色がそんな感じ。あんまり明るく美しすぎて死と隣り合わせの儀式がにわかには想像できない。
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岬の上の岩には鳥人のレリーフ。

なんかすでに感動の飽和状態て感じだけど、やっぱり一通りは見ないとって気持ちの方が強いのでまだまだ先へ。山を下って空港の滑走路の先にある遺跡。見所はインカの石組みとの相似性が指摘されているアフ。
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確かにね、キッチリ組まれてます。

次は島の西海岸を北上しつつ、モアイ切り出し場に。
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途中の海岸には部族対抗モアイ倒し合戦の犠牲になった人たち。

この山が大きな人たちのふるさと。
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岩肌に映える緑の丘に
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モアイの林、て感じ。
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岩から分裂中の人、
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地中から湧き出ずる人、
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立ち上がる人、
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歩き出す人、
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力尽きた人…彼らのあり様にどうしても「人間の介在」じゃなくて「自発性」を感じちゃうんだよなぁ。なんだかもう、この島楽しすぎです。

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丘を下る道すがら、岩の割れ目で卵を抱えるつがいの海鳥を見つけた。あの鳥人の鳥かな…

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切り出し場からも良く見える次の目的地アフ・トンガリキはまかないのセニョーラいち押しの、島で一番多い15人が立ち並ぶアフ。
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ここも人為的に倒されていたのを日本の民間会社の無償資金技術協力で再建したんだってさ。
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故郷の山を懐かしむ…

最後に、島一番のパワースポットと言われるテ・ピト・クラへ。
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磨かれたような丸い石が十字に配されただけの簡素なたたずまい。でも「光のへそ」というこの石には特別な磁場があるのだとか。
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パワーを表現してみました。
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…盛りすぎ。
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右手に、
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左手に、
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全身にパワー注入。万全。

丸石のパワーもさることながら、この島のランドスケープそのものに強大なパワーが宿っている。
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朝見た火口の湿原にも、何気ない丘にも、青い海にも。
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世界の果てで捨てきったあと、気付かないくらいに残ってた澱みがここでの3日間できれいに洗い流された感じ。
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旅はすごい。ただ場所を移動するだけのようでいて、魂を再生させるチカラがある。

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宿に戻るともう日暮れ時。
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沈みゆく陽と同じ色の花が燃えさかる。
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海岸に出てみるとちょうど日没。
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空を焦がす光は片時も目を離せないスペクタクル。
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もう二度と出会うことのない、一生に一度の夕焼け。
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残照は壮大な交響曲が終るように消えていった。
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