美しきシモネッタ(再録) [日記]
損保Jaパンダの丸紅コレクション展が
終わってしまいそう・・・と思い、昼休みにチャリ吉を駆る。
月曜休館。
ちっ!
明日行きます。(12/22記)
ということで本日くりイブの昼休みに行ってきました。
相変わらず平日にもかかわらずジジババで混み混み。
今回の丸紅コレクションは元々呉服商だった社歴を写して
明治・大正期の衣裳の展示もあるので特にババア多し。
そんなのはすっ飛ばしてシモネッタ・ヴェスプッチ様の元に直行。
萌え。
テンペラのやや艶の濃い背景から浮かび上がる
素焼の白磁のような肌と輝きを抑えた髪は
細い輪郭線と相まって日本画のような趣。
襟元から肩、袖へと続く繊細なレースは
絵具の盛上げにて実存をひっそりと主張。
印刷じゃこれは再現できないよなぁ。
ボッティチェリはルネサンスの科学の目を持ちつつ
最後の「へたっぴぃ」を引きずってる画家だと思うだのね。
写実への渇望と限界が、そこはかとない神性を醸し出す。
他のコレクションもそれなりの物なんでしょうが
あまりの格の差にカスにみえましたや。
眼福は一度に一枚でケッコウ。
500年の時を経て東の果ての国でめぐり逢う奇跡。
余談だけどシモネッタてアメリゴ・ヴェスプッチの親戚なんだて。
2008-12-25 00:07
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コメント(2)
当時話題の美人さん。
メディチ家も目を付けたべっぴんさん。
現在に例えると誰に当たるのかな。
蒼井優ちゃんじゃ童顔過ぎるし
エリカ様じゃスレ過ぎてるし。
ヴェスプッチ家はメディチ家とご縁があったのだね。
ビヴァ・アメリゴ!
衣装の方も見てみたいのだが
ババァ多いのかー。んー。
・・・レクター博士のママンが「シモネッタ」て
出来すぎだろう。後付けくさいぞトマス・ハリス。
by 月之座 (2008-12-26 09:51)
たでいま。29日っす。昨日までですね丸紅。観られましたかい?シモネッタの様なン百年を越える伝説の美女は現代には存在しません。し得ません。でもおいらの永遠のファム・ファタルは30代の小夜子様。
by オスカー (2008-12-29 20:51)