読む映画

楽園で何してたかってーと、
殆ど飯食うくらいしかホテルから出ないで
プウルサイドでネットしたり
持ってった本読んだり。
まぁあるいみ贅沢。


ふっと時間があるとき読みたくなるタイプの作家は
とにかく文章がうまくて読み進めるのが苦痛にならない人。
迷った時は宮部みゆきと村上春樹。
今回は宮部【レベル７】村上【アフターダーク】をチョイス。


レベル７は・・・イマイチ。結構早期の作らしいけど説明が過剰、
てか橋田壽賀子（忙しい主婦が画面をみる余裕が無くてもセリフだけで全ての筋書きがわかる）方式？行間が無い感じ。



アフターダークは・・・とても技巧的な作風。
「私たち」という「視点（はっきりカメラとも書いている）」を設定して
登場人物の身の上に起こる事をモニターで見るように書いたり、
通常の小説的な記述があったり。
基本的に映像、てか、【映画】を意識した表現。
ちょち台詞回しが鼻に付く部分もありましたが
脳内で自分なりに映画化してみてかなり面白いかったや。


そんな意味ではレベル７は読む火サスって感じでした。

コメント 2

プールサイドには伊坂幸太郎なんかもよろしいかと。
by ねこいた (2009-05-11 00:51) 

そうな、真夏のプウルにはミステリーがよく似合うて太宰も言ってるしな。
by おすかー (2009-05-11 10:34)