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太陽の王国 [旅]

少々間が開いたけど正月日記3、チチェン・イツァ紀行です。
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朝7時半にホテルを出てユカタン半島を西へ。途中様々なマヤ民族の村を通るんですが特に立ち寄ったりするわけじゃなく基本素通り。まぁ寄るほどの場所でもないんだけど実際。

遺跡の前に近くのセノーテで泳ぎます。かっぱですから。
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シアン・カアンとか世界遺産クラスのじゃないけど陥没穴は陥没穴。見事に陥没しとります。深さ20mくらいあるかなぁ結構な迫力。
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何せ井戸底ですから水はやや暗い藍色といった感じ。穴の底から見上げる空は、観光地の下世話さは消え太古のジャングルの面持ち。
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単なる観光客も、聖なる泉で神と対話するシャーマンのように見えな・・・いけど思い込みは重要。遥かなるマヤもかくありきか。

水面から5m位の所からどっぽんどっぽん飛び込みます。ちょっと思い切りが必要。次にマカオに行ったらバンジーできそうな気がする。水はかなり深い。下の方まで潜ってみるの忘れて、今後悔してます。
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せっかくだから記念写真。まぁこんなもんすねど素人は。


ひと泳ぎして昼食です。飯の内容は特筆すべきものは全然なし。マヤ女性による民族舞踊のショーあり。
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大江アナ、モヤさまのロケですけ?


食事が済んだらいよいよメインの遺跡だす。映像で何度も何度も繰り返し見ている超有名世界遺産に実際に立ってみると如何なる感動を覚えるのか・・・というと、正直ちょっとアレ?
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古代の廃墟に何を求めるかといえば滅びの美。そういう硬質な空気に触れるにはあまりに人が多すぎるし、うだるような蒸し暑さも遺跡のイメージとは違う。やたら居るみやげ物売りも日常からの離脱を許さない。眼の前にある実物より映像で見るほうが感動的という現実にうまく対処できない。
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さらなる残念は、以前は登れたはずのピラミッドが立ち入り禁止になっていること。保存を考えるとしょうがないのだろうケドやっぱり登りてえでしょ、せっかく来たんだから。
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チャックモールも遠巻きに見るのみ。

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やっぱ写真のほうが感動的なんだよ。一度フィルターを通した物にしか反応できない、なんだか自分がつまらない人間のような気になる。

歳とともに「感動力」のようなものが衰えている。この先の人生で魂が震えるような経験を何度することができるのかな。

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じりじりと照りつける太陽が何より記憶に残る一日でした。
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コメント 2

月之座

やっぱ「世界遺産」とかで観るのとは
ちなうのかねえ。
最近観てねいけど。

大江は元気にモヤモヤしてるよ。
by 月之座 (2011-01-12 21:04) 

おすかー

映像が本物を超えちゃう、てのは番組の作り手としちゃ望むところだろうけど・・・ナスカとかマチュピチュとかもやっぱ「アレ?」なのかな、やだな。

遺跡に行くなら深夜か夜明け前だね、可能であれば。
by おすかー (2011-01-13 03:27) 

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