変化の継続

２日目。遅めに起きたらちょいと走りに出る。

小さな教会では日曜礼拝。紐引っ張って鐘を鳴らします。

借り手募集中のかわゆスな廃屋。

ホコ天つーかチャリ天もあります。

大きな市場。まだ早いので客足少なめ。

神様グッズも充実の品揃え。

相変わらず荒れてます。

きれいな街並もあるけどね。

わんわん大集合。
と、小一時間。腹も減ってきたのでそろそろ戻ろう。

既に昼前、チェックアウトして2件目の宿へ向かう。途中、きのうから目を付けてた店で朝飯。

ビリヤつーヤギのBBQのタコスを頂きました。

その場で生地から焼き上げるトルティーヤはモチモチして激ウマ

本日のお宿は小さな広場に面したブティックホテル。まだチェックインできないので荷物あずけて街歩き。

手始めに通りを挟んだ向かいのギャラリー。インスタグラムっぽい写真展。基本、風景写真だけど被写体への志向性に近しいものを感じ興味深く鑑賞。

チベット仏教展。展示観る前に短編映画見なきゃいけないつー宗教色の濃い催し。

仏像、仏具、教典、舎利や遺物やマニ車なんか展示してあって、最後にお坊さんか一般信者かわからん人の前に跪いてお祈りしてもらう。名目上はキリスト教徒のメキシコ人も全然抵抗感なくしてもらってたや。

その後はまた裏道をあてもなく歩く。

琴線に触れる佇まいがそこかしこに。

ごっつい博物館。

イスラームのかほり。

メヒコ版看板建築。

市場の塔。

緑のトンネル。

オレンジの花。

3時過ぎたんでホテルへチェックイン。

レセプションの天井はホグワーツ。

広場に面した部屋は小さなバルコニー付きで一応外に出られます。たとえ奥行き45センチだろうとも。

洗面スペースはあえての室内。無垢のウォールナットのテーブル上にガラスのボウル。シャレオツぅ。

2つ並んだ鏡の扉はシャワーとトイレ。漆黒のガラスモザイクタイルがイカスぅ。

夕飯は昼間から気になってたカフェに行ってみる。歩道に面した大きな窓が開け放たれてテラスのような雰囲気。

無垢材の家具やフローリング、窓枠や照明のスチール、カウンターのレジンなど硬軟取り混ぜた素材感。

通りから眺めてふらっと立ち寄りたくなるような、こういう雰囲気の店ってやっぱ「歩ける街」じゃないと生まれない思うんだよな。車中心の街にはまず無い。

スペインのバルみたく小皿おつまみを置いてるんで4種類頼んでみた。これがまた、すげー安いのに抜かりない味。
奥:小さいペッパーにひき肉を詰めて、薄い衣で揚げたもの。
手前左:ごくわずかにカレーパウダーの香るクリーミーなソースにマリネした鶏肉。
手前中:厚切りの生ベーコン、トシノとパプリカをソテーしてのせたブルスケッタ。
手前右:牛ひれ肉と野菜のシンプルな塩味の串焼き。
大当たり、全部うまス

グアダラハラは歩いて楽しいところ。

目的の無いそぞろ歩きで発見がある。

車に乗るのは好きだけど歩けない街はつまらない。

日常の小さな変化を反芻しつつ、心安く眠りについたのでごわす。