Mi viaje a Latinoamérica nº10, Ushuaia-1, 08 jul. 2014 [旅]
まだ日が昇らないうちに宿を出る。季節が逆とはいえずいぶん暗い。夜明け前というよりは真夜中だ。早朝の飛行機でいよいよ世界の果てに行くのだ。あまり土地柄がよくないというRetiro駅前を通ってバス乗り場へ。治安に関しては色々云われてるけど、ブエノスでも幸い特に危険はなかった。昔に比べるとかなり改善してるんだろう。
空港行きに乗り込んでしばらく、どういうきっかけでか忘れたけど「あれ?この空港でいいんだっけ?」という疑問が湧いてきた。で、速攻検索して「やっちまった」という結果を得る。ウスアイア(アルゼンチンではウシュアイアとは言わない)行きは国内線、羽田に行くべきを何も考えずペルーから到着した成田に向かっちまったやばっはっは。バス降りたら即タクシー飛び乗り、ほぼ言い値のまぁまぁいい金取られたよ幾らだったか覚えてないけど。
ブエノスの羽田から世界最南端の国際空港までは4時間弱。ビーグル水道の上空を徐々に高度を下げていく。滑走路の背後に迫る山は中腹まですっぽり雪。暖かい到着ロビーを一歩出ると南緯54度48分の寒さはさすがぱねっす。
ホテルに荷物を置いたらすぐに歩き出す。宿の前からは鈍色の海が。海を背に振り返れば山に向って急な登り坂。坂に直交するメインストリートは海岸通りの1筋山側を平坦に走る。
人も車も思いの外多いの。一応パタゴニア観光の拠点なので旅行代理店も集中。小さな街の繁華街にはレストランも沢山あるけどスーパーは街の西と東の端に2軒だけ。
立派な建物があるわけでもなく、むしろトタンだとか安っぽい建材が目立つ。観光客が集まるようになる前はそれこそ最果ての僻地だったんだろうな。もちろんこの街を作った入植者よりずっと前から人は住んでいたんだけど。
アフリカを出た人類が歩き続けた末、たどり着いた世界の果て。その辺境で寒さに身をすくめる時、腕で自分の肩を包みたくなるような…あの映画がオレをここまで連れて来た。
「…この先はもう南極だ」
空港行きに乗り込んでしばらく、どういうきっかけでか忘れたけど「あれ?この空港でいいんだっけ?」という疑問が湧いてきた。で、速攻検索して「やっちまった」という結果を得る。ウスアイア(アルゼンチンではウシュアイアとは言わない)行きは国内線、羽田に行くべきを何も考えずペルーから到着した成田に向かっちまったやばっはっは。バス降りたら即タクシー飛び乗り、ほぼ言い値のまぁまぁいい金取られたよ幾らだったか覚えてないけど。
ブエノスの羽田から世界最南端の国際空港までは4時間弱。ビーグル水道の上空を徐々に高度を下げていく。滑走路の背後に迫る山は中腹まですっぽり雪。暖かい到着ロビーを一歩出ると南緯54度48分の寒さはさすがぱねっす。
ホテルに荷物を置いたらすぐに歩き出す。宿の前からは鈍色の海が。海を背に振り返れば山に向って急な登り坂。坂に直交するメインストリートは海岸通りの1筋山側を平坦に走る。
人も車も思いの外多いの。一応パタゴニア観光の拠点なので旅行代理店も集中。小さな街の繁華街にはレストランも沢山あるけどスーパーは街の西と東の端に2軒だけ。
立派な建物があるわけでもなく、むしろトタンだとか安っぽい建材が目立つ。観光客が集まるようになる前はそれこそ最果ての僻地だったんだろうな。もちろんこの街を作った入植者よりずっと前から人は住んでいたんだけど。
アフリカを出た人類が歩き続けた末、たどり着いた世界の果て。その辺境で寒さに身をすくめる時、腕で自分の肩を包みたくなるような…あの映画がオレをここまで連れて来た。
「…この先はもう南極だ」
2014-12-12 12:56
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