聖週間 -1 [旅]
セマナ・サンタは毎年国内旅行。今年も随分前から考えてたんだけど、シティは飽きたし、バヤルタは年末行ったし、オアハカは高っけえし、グアダラも2回行っちゃったし…と、どこ行くか決めきれてなかった。
いっそニューヨーク行こうかと考えたがアントニーの家に泊まれない事が判明。ホテル+飛行機だとかなり予算オーバー。早く予約しないとどこも行けなくなる!焦りを感じはじめた2月某日の昼飯時、連休の話になってバスで行ける場所ってことでモレリアの名前が出た。
そういやモレリアてまだ未踏。レオンから南に200キロ、ミチョアカン州都の世界遺産。バス代往復562ペソ≒3700円。即決。
3月24日。朝10時半のバス。直行じゃなくて途中モロレオンというクソ田舎に停車。何があるかってーと…多分何もない。このバスが停まらなきゃ一生名前を知ることもなく、この先訪れることも絶対無いだろうところ。
その田舎町を出てすぐに、だだっ広い水面の真ん中を突っ切る一本道に突入。ぐるぐるマップじゃLago de Cuitzeoと一応湖。けど、そこかしこに葦原が浮かぶ激浅ぶりは湿原とか湿地つった方がしっくり。乾いた土地のイメージが強いメヒコでこういう景色は初めて。
3時間半後モレリア到着。バス代が安くあがったんで宿はセントロのPlaza Armasに面したクラシックホテルを奮発。昼でも仄暗いロビーに吹抜け天窓のステンドグラス…色相は暖色系だけど海の底から水面を見上げる感じがする。
荷物下ろしたらすぐ街に繰り出す。
セマナ・サンタ特別企画「7聖堂巡り」つーのをやってました。(個人で勝手に廻るだけ)しかし観光案内所の人すらどれが7聖堂か定かじゃない。まぁ別に定かじゃなくてもかまわんし、七福神巡りのノリでゆるーく参加。
どうせなら御朱印帳作ってスタンプラリーにしてくれりゃ楽しいんだけどな。
門前にはプロの商売に混じってお手製神様グッズやお手製スイーツの露天。売りたきゃ売る。トーシロ参入の敷居は甚だ低し。
豪壮華麗な大寺院や小さな礼拝堂。
それぞれ趣は異なるものの宗教的な背景を有してないのでどうしても建築や装飾美術の見ごたえだけで判断しがち。最後の方はパッと見で「あ、ここはいいや」と、雑になってたのは否めないな。
信仰を伴わない宗教施設巡りってこんなもんだね。
一巡りすると陽が傾いてくる時刻。金色の光を浴びつつ街外れにある水道橋をめざす。
そもそも水にまつわるものが好きなんだわ。「水源」とか「湧水」とか「水門」とか「円筒分水」とか「用水路」とか「地下水道」とか、字面見ただけで萌える。「堰」とか「ダム」も好き。今気づいたけど海水系より淡水系が好きっぽい。不思議。中でも水道橋は好きだ。
いつかヨーロッパのローマ水道橋を巡る旅がしたす。
暗くなると街のメインストリートがホコ天になってかなりの賑わい。人込みにまじりながらぶらぶらと流す。昼間の人込みは嫌いなんだけど夜の人込みはわりと好きかも。人々がリラックスして楽しんでる幸せな空気が伝わってくるからかな。
宿に戻ると結構な時間で、すでに開いてる食事処がない。夕飯食いはぐりつつも充実の初日終了。
いっそニューヨーク行こうかと考えたがアントニーの家に泊まれない事が判明。ホテル+飛行機だとかなり予算オーバー。早く予約しないとどこも行けなくなる!焦りを感じはじめた2月某日の昼飯時、連休の話になってバスで行ける場所ってことでモレリアの名前が出た。
そういやモレリアてまだ未踏。レオンから南に200キロ、ミチョアカン州都の世界遺産。バス代往復562ペソ≒3700円。即決。
3月24日。朝10時半のバス。直行じゃなくて途中モロレオンというクソ田舎に停車。何があるかってーと…多分何もない。このバスが停まらなきゃ一生名前を知ることもなく、この先訪れることも絶対無いだろうところ。
その田舎町を出てすぐに、だだっ広い水面の真ん中を突っ切る一本道に突入。ぐるぐるマップじゃLago de Cuitzeoと一応湖。けど、そこかしこに葦原が浮かぶ激浅ぶりは湿原とか湿地つった方がしっくり。乾いた土地のイメージが強いメヒコでこういう景色は初めて。
3時間半後モレリア到着。バス代が安くあがったんで宿はセントロのPlaza Armasに面したクラシックホテルを奮発。昼でも仄暗いロビーに吹抜け天窓のステンドグラス…色相は暖色系だけど海の底から水面を見上げる感じがする。
荷物下ろしたらすぐ街に繰り出す。
セマナ・サンタ特別企画「7聖堂巡り」つーのをやってました。(個人で勝手に廻るだけ)しかし観光案内所の人すらどれが7聖堂か定かじゃない。まぁ別に定かじゃなくてもかまわんし、七福神巡りのノリでゆるーく参加。
どうせなら御朱印帳作ってスタンプラリーにしてくれりゃ楽しいんだけどな。
門前にはプロの商売に混じってお手製神様グッズやお手製スイーツの露天。売りたきゃ売る。トーシロ参入の敷居は甚だ低し。
豪壮華麗な大寺院や小さな礼拝堂。
それぞれ趣は異なるものの宗教的な背景を有してないのでどうしても建築や装飾美術の見ごたえだけで判断しがち。最後の方はパッと見で「あ、ここはいいや」と、雑になってたのは否めないな。
信仰を伴わない宗教施設巡りってこんなもんだね。
一巡りすると陽が傾いてくる時刻。金色の光を浴びつつ街外れにある水道橋をめざす。
そもそも水にまつわるものが好きなんだわ。「水源」とか「湧水」とか「水門」とか「円筒分水」とか「用水路」とか「地下水道」とか、字面見ただけで萌える。「堰」とか「ダム」も好き。今気づいたけど海水系より淡水系が好きっぽい。不思議。中でも水道橋は好きだ。
いつかヨーロッパのローマ水道橋を巡る旅がしたす。
暗くなると街のメインストリートがホコ天になってかなりの賑わい。人込みにまじりながらぶらぶらと流す。昼間の人込みは嫌いなんだけど夜の人込みはわりと好きかも。人々がリラックスして楽しんでる幸せな空気が伝わってくるからかな。
宿に戻ると結構な時間で、すでに開いてる食事処がない。夕飯食いはぐりつつも充実の初日終了。