Mi viaje a Latinoamérica nº24, Machu Pichu, 22 jul. 2014

朝6時に宿を出て駅へ向かう。いよいよマチュピチュだ、遺跡に入れるかまだ判らんけど。始発は6:40。発車間際のコンコースは人だらけ、2〜300人くらい居るかな。

天井にも窓のあるパノラマ列車は深い青色が美しい。

座席は通路を挟んで2＋2の対面シートのセンターテーブル付き。1車両約50席くらいで全席指定。

車内は暖房入ってなくて寒いんだわこれが。

行きの列車は朝食付き。テーブルクロスをかけて、小さな花も飾って、一人づつ丁寧にサーブしてもらう側から冷めてくパンケーキ…。飯の後ようやく暖房入る。最初から入れてくれ。

全行程125km、高度差1000mを3時間10分かけて下ってく。マチュピチュはクスコよりずいぶん低いところにあるのだ。

平均時速40kmとかなーりのろい。

眺めは楽しめるかもしれんけども少し早く走れんのか？

定刻通り9:52マチュピチュ駅に到着。チケットオフィスまでダッシュ！息を切らして窓口へ。無事買えたーいがっだー。

ではバスに乗り遺跡まで九十九折を登っていきます。

ガードレールもない崖っぷちを猛スピードで走るので中々にスリリング。

30分弱で到着。すでに11時回ってるので、予想はしていたけどすんげー人！

ゆるい坂を登り目の前が開けた瞬間、誰もが目にしたことのあるこの景色！

正面にそびえるワイナピチュも登頂可能ではあるのだけど、厳しい人数制限のため入場できず。

言ってもしょうがないけどちょっと人多すぎだーね。

そして大方の関心事は遺跡をバックの記念写真。下世話な雰囲気に正直萎える。

ま、おいらもずいぶん自撮りしましたんで全くヒトのこと言えた義理じゃないんですけどね。

ひとまずメインの遺跡を離れてインカ道の方に行ってみる。

こっちは比較的人が少ないので多少は過去に想いを馳せて浸ることができる…ような気がする。

外敵がやってきたら落として通行を妨げたと言われているインカ橋。さすがに危険なので近くまでは行けない。

垂直な崖にへばり付くような、人ひとり通るのがやっとの石積みの道。いったいどれほどの年月と犠牲の上に出来上がったんだろう。

引き返していよいよ中心部にアタック。

遺跡本来の姿を切取りたくて極力人影を避けて頑張ってみる。

日常の空気から異次元的で硬質な時間を抽出する試み。

インカと言えば「カミソリの歯も入らない石組み」てイメージだけど、施設の重要度に応じて随分と差があることがわかった。

陵墓や神殿と言われる建物は切り石がぴったり組み合わされているけど、庶民エリアらしきところは結構雑に積まれてるだけ。

何事にも階層というものがあるもんです。

日時計の石と言われる大岩。一番のパワーストーンらしすよ。今は禁止されてるけど昔は触れたらしくて、手のひらに不思議な暖かさを感じるんだて。

鳥の石垣。姿が見えるかな？

この泉は当時から湧き続けてるのか復元されたものか知らないけど、水利施設の遺跡って特別萌えるわー。

実際これだけの都市遺跡が多くの人を惹きつけるのはしょうがないけど、もし人の居ない状態でこの場に立てたなら全く違うレベルの感動を得られたと思う。

次に来る機会があれば前日から麓の村に入って、是非とも人の少ない早朝に訪れてみたいな。薄靄がたなびいてたりするときっと激萌え。