新緑日記

天気のよい朝は川っぺりを走ります。
見事な花のドームは爽やかな緑の屋根に変わり
憩いの水辺にはつがいの鳥や

つがいの人が集います。



走ってみて判ったけど、桜って花が終わると
夢のような花吹雪が楽しめるだけでなく
花がら吹雪ってのがくんのな。
雄蕊雌蕊萼なんかが乾燥して大量に降注ぎ
それが口の中に入ったりして甚だ迷惑千万。

桜様を憎く思ふことがあらふとは




桜様に代わって、現在は道端の野草の
そーぷりちーな花々が目を楽しませます。
その中でもひときわ気になる存在が、
Софияでも咲いていた薄オレンジ色の芥子。

結構フツーに自生してんだけど
未成熟の実から滲出する液体を精製したりすると
ヤヴァかったりすんのかしらい。

その実は妖しの惡の華

調べてみました。ナガミヒナゲシという帰化植物で
遙か地中海沿岸地域原産ですと。
繁殖力旺盛で痩せた土地でも育ち、
コンクリの割れ目とかでも余裕でOK。

神話の女神が纏う薄衣のような花びらにしちゃ
ぬけぬけとした生命力溢るる逞しき乙女です。

うっ！

ほ、欲しい・・かも。


でもクソビス搭載なんだよなぁ。
ガラパゴスSONYだしなぁ・・・

実機みたけどサイズはティッシュの箱とほぼ同じで
薄さは２センチを切る。で、６３４グラム！

いいなぁ・・・・買わないけど。

ＯＬＩＶＥ３-収穫祭

ベランダのオリーブが全て熟しましたので
今日は実を取ってオイルを絞ってみます。

摘果

収獲

窄汁

あり？テレビの説明じゃ黄金色の果汁が
出てくるはづだのけど・・なんか葡萄色ってかドドメ色てか？
指先も真紫に染まってます？？


わずかに油膜があるけど油分も殆どないような。
香りはなんか・・青臭い・・味は・・・


渋っっ！

ＯＬＩＶＥ２

中国語やハングル、最近ではヒンディーも飛び交う北新宿に
トスカーナの風
を運んでくれるベランダのオリーブが色づきました。

外壁のレンガタイルとも調和する秋の色彩は
遙か中部イタリアの豊かな台地と
なだらかな丘陵に浮かぶ孤島を思わせる
シエナの街を思い出させます・・・

・・・ンなわきゃねえじゃん。
豊かな実りには程遠い相変わらずのミニっぷり。
オリーブちゅーよりむかご。

黒いのはブルーベリー。



たわわに実った房はグリーンからシワシワまで
バラエティーに富んでますね。

でもこんなサイズ。一応熟したらオイルを絞ってみる予定。

そろそろおきるのかな

テレビのニュースで北のアノ国とそのまた北の大国で
核実験が行われたと告げている。
映像はとても近距離で撮影されていて
コレを撮った人生きちゃいねえだろうなって迫力
所謂きのこ雲てのは上がってこない。
ただ昔発電所か何かに使われていたらしい巨大な建築から、
噴水のように延々と煙が上がってくる。

別の街の様子。空撮。ルネサンス様式を模したファサードの
灰色の巨大な教会が二つある街。山のように大きい。
その間を葉巻型飛行船がこちらに向かっている。
そんなものじゃどうやったって逃げられない。
運命の瞬間はすぐにやって来る。
高い鉄塔の足元にそれは落ちてきた。
着弾するその瞬間を見た。
地上を雷が走り人が切り裂かれた。
人、まだ居たんだこの街に。
次の瞬間自分がそこの住人だと気づく。
２次爆発が起きる前に少しでも安全な場所に避難しよう。
逃げながらそんな場所ある訳ないと思う。
そして「あぁコレは夢だな」と思い目が覚めた。

ＯＬＩＶＥ

以前ベランダのオリーブに実が生らないいと嘆いてみましたが
昨日見てみたらなんと、実が生ってます・・が、

生ってるって言うほどのサイズじゃねえなぁ。

一応結実はしたようだけど
よくみると成長せずに落ちてるようです。

ネズミの糞程度の大きさ。

やっぱ自家製フレッシュオリーブは夢のまた夢。

東京奇譚

久しぶりに小説を読みたい気分、
しかしあまり重たい物は読みたくなかったので
村上春樹の「東京奇譚集」という短編集を買ってみた。

この人は本当に文章がうまいんだな。
上手さを感じさせないくらいうまい。
妙な言い回しや奇をてらった技巧とは無縁。
ミネラルウォーターのような読後感。

で、この本は作者の身の回りに起こった
『偶然と言うには出来すぎだが、
人生を変えるというほどの重さは無い
ちょっと不思議な出来事（事実）』
を綴ったという形式だけど、やっぱ創作だろうと思う。


最近おいらも『偶然と言うには出来すぎ・・』と思うことがあって
ホント大したことじゃないから一々書くのもどうよ？って話だけど
結構「へー・・」と関心したのでやっぱ書く。

ＧＷにワイハー行った時、
全く人気の無いさびれたビーチがあんまりキレイで
白い珊瑚の石とか拾ってみたんですわ、ヲトメちっくに。
何個か集めて、特別な意識もなくより分けて
テキトーに手に残ったのを持ち帰った。

部屋の窓辺になんとなく並べて、
コナのローカルビールのコースターなんかもあしらった。


しばらくリゾート気分を反芻・・してるうちにナンカ気になる。
「この石ハワイ島の形に似てる・・」と思う。
そんで何の気なしにコースターを裏返してみたら
ワイハの地図になってるじゃん。
（それまで裏面見てなかったの）

んでまたなんとなく石を並べかえててみると・・・
みごとにハワイ諸島が出現!!

小っせえゴミみてえな島ねえけど気にすんなよ


いえね、単に思い込みだって言やそれまで。
でもやっぱ『偶然と言うには出来すぎ』だけど
全くもって『人生を変えるほどの重さはない』
『ちょっと不思議な出来事（事実）』だと思ったわけです。
そんだけ。

小田原市の温浴施設

根府川。

そこは東北や山陰でなく・・

鉛色にけぶる海は日本海でなく・・

ホームに佇む女ひとりは自らの命を絶ちにきたわけでなく・・
小田原のちょっと先の本来温暖さをアピールする土地柄。

駅舎はこんなだの。ねじ感あり。


で、行ってきたよヒルトン小田原。元スパウザ小田原。
失敗しちゃった三セク代表みたいな公的資金の巨大ハコ物。

まんず、↑の規模の駅にこんなゴッツイもんよう建てたわ。
東京ドーム５個分の敷地だとよ。ホテル、テニスコート、
ボウリング場(役所にボウリング好きが居たわけだ)など
数あるお楽しみのうち、今回は温泉水利用の
バーデゾーンを体験いたします。

噂にたがわぬ豪華施設。噴水だってでちゃいます。

ヒルトンの経営になってからはそれなりの集客らしいですが、
昔はガラッガラだったらしいぜ。

プールサイドからは相模湾が一望、絶好のロケーション。
こんな優良資産を持っていながら
営業も宣伝もせずただ待つのみ、
むしろ客が来て忙しくなる方がイヤつー役所根性。
挙句の果てに経営破たんだぁ？
テメエらみんな路頭に迷え!!


木っ端役人に扱える規模じゃねいよな・・・

きらやか？

おひすからの帰り道、
青梅街道に面するビルをふと見上げると・・

きらやか銀行？

コレ元山形しあわせ銀行だのけど、
前からちょっと・・・・・・・・・。な名前ですが
きらやかってどうなのよ？

きらやか【煌やか】<
（形動）[文]ナリ
華やかで美しいさま。きらびやか。

大辞林 第二版 （三省堂）

「身近で親しみのある温かさ」の新銀行の名前としちゃ
随分と高め売りな叶感溢れるネーミング。

それに第一、字面が
やわらか銀行
じゃん。

博士の異常な風体

発端はＶＡＩＯ購入により
送りつけられるようになったメルマガ。
ＳｏｎｙＳｔｙｌｅのページに行ってみたら

ウォークマン買い換えなら
ソニースタイル 下取 サービス

いえね、別に何もヘンなサービスじゃないす。
だけどね、ちょっと気になったのが
パソコンの博士のイラスト。

【博士】のイラストって言いましたね。
違和感御座いませんでしょう？博士。
だけどなんで博士って思うだのかね。


１．眼鏡 ２．ヒゲ ３．角帽 ４．教鞭など
博士を示す記号満載なのは判ってます。
だけどさ、そんな博士見たことある？
眼鏡でヒゲの人は居るでしょうよそりゃ、
だけど角帽かぶって教鞭もってる博士なんて
ホントに見たことあるぅ？！
Ｚ大にゃ居ねいかったよな。

そこで「博士」と「hakase」でググってみました。
イラストに関して言えばカナリの高確立で
上記４アイテムの３つは備えています。
更に、５．白衣 ６．もじゃもじゃ白髪などの属性も。

　　　　　　　　　　　　御茶ノ水三態


擬人化の好きな日本人ですから

動物はモチロンのこと・・

鳥類や・・

マメまで・・・・。

快く実験に協力してくれる納豆博士。角帽を取り去ると・・・

顔色は悪いが気のいいオッサンになりました。


角帽博士が実在するか否かなど微細な問題。
角帽こそが博士を博士たらしめる
最重要アイテムだと証明されたと言えましょう。やれやれ。


ちなみにコレは日本固有の図像記号のようです。
「Dr.」や「professor」じゃ
な～んも引っかかりませんでしたや。