大きい島

ハワイ島。

ハワイ諸島最大にして王朝起源の島。
世界一活発なキラウエア火山を擁する島にして
澄みきった空気で天文の地上観測に最も適した島。
大地のパワーを注入できそうじゃんすか。
てな事は行くことを決めてから仕込んだにわか知識。


到着日はあいにくの曇天。
とは言えレンタカー込みのお得パックのリゾートホテルは
ロビーの雰囲気がとてもよし。開け放した窓に南国を感じます。

でも部屋は超ボロ。写真撮るに値しない。
１日目は時差もあってあまり精力的に動かずに
近場をちょろちょろドライブしてみる。が、この島デカイのだ。
結構イナカで街と街が離れてるんで移動距離がイチイチ長い。
で、その間は特に何もなし。
渋滞の無い道をただ走るのは好きなので良いですが。

ホテルから１０キロくらい離れたカイルア・コナという街。
　　
周辺随一の観光地ですが夜９時にはもうこんな。
１０時には飯すら食う場所なし。
落ち着いてるっちゃー落ち着いてるな。
うらぶれた街のバーは来てる客もうらぶれてたや。




翌日、いまだ雲が取れませんが
肝心要の火山や絶景を求めて活動開始。


ホテルのすぐ近くの絶景ポイントで絶景に向い立ちション中

こんなキレイな子にも遭遇しました

途中コーヒー農園なんかも寄ってみます観光客だからね。
　　
コーヒーの花　　　　　　　　　　　　　　　と　　　若い実

農園の鬼太郎ハウス



昼前から晴れだしました。岸壁の多い海岸沿いの道を走ると
急に開ける視界、目に飛び込むは美しき北太平洋。


なんせ広い島なんでお山まで時間が掛かります。
バンバン飛ばしてガソリンもバンバンなくなります。
キラウエア火山国立公園内に入ってからがまた長い。
地獄のような景観の中、ゲートまで３０分は走ります。
入場料＄１０払い車のまま周遊。活動中の火口を見にＧＯ。

・・・写真の表現力の限界、てかおいらが下手なのかな。
こんな画じゃあのスケールはとても伝えることは出来ん。
見渡す限りの平原に巨大クレーター。吹き上げる噴煙。
月並な表現だけど活きている地球を感じる。

ここは休眠中の火口。１つの町くらい余裕で入りそうな土地が
どごーんと落ち込んでる不思議さ。

荒れ野の一本道は黄泉の国への誘いか。


火山で時間をとられちまって多少焦りつつ
今回絶対に行きたかったワイピオ渓谷に移動。
ハワイ島でも最もスピリチュアルといわれる聖地。
なんとか日のあるうちに辿り着きたいとひた走る。
途中の道スゲー不案内で標識も何も無く
「ホントにこの道で合ってんのけ？」
と不安になりつつもナントカ到着。

時まさに彼方の尾根に日が沈もうという頃。
眼前に現れた風景に言葉を失います。
薄い靄が谷を覆い、打寄せる波は静かに、海はあくまで青く。

基本的に信仰を持たないおいらですが
この谷には確かに神々の存在を感じ、そして祈ったよ未来を。


感動に呆然と立ちすくむ



お祈りも済んだし翌日はもう移動です。
忙しい日本人観光客ですから。
コナの空港は基本『小屋』って感じのオープンエア。

そしてバカ写は【基本のキ】

たでいま

命の洗濯もしたんだけどムカつくこともあり。
マズはムカ話から。

今回ホノルル到着直後にコナへ移動。
入国審査が予想外にはやく終わったので
乗り継ぎ便まで時間が余ってしまった。
早めのフライトに切り替えられるとのことで手数料払って変更。

カードで支払い。同行者のカードはその場で処理。
おいらのカードは処理に時間がかかる。
担当エージェントはパスポートとカードを持って裏の事務室へ。
とても嫌な予感がしたので名札で名前を確認し
「なぜ裏に持ってったのか？」と問いただすと
「verification」という。

２日後、車を運転中のおいらの携帯に日本から国際電話。
カード会社から米国内での不正利用の知らせを受けた。
どこかでカード情報をスキミングされたらしい。
今回の滞在でカードを使ったのはたった４回。
目の前からカードがなくなった瞬間は
この航空会社カウンターでの処理１回のみ。

保険でカバーされるので金銭的な被害は無し。
しかし、引落し関係の変更手続きをとらねばならず煩わしい。
昨年末にも１度やられた。
（その時は目前からカードがなくなったことはないけど）
まったくウンッザリだぜ！

航空会社とか社会的認知度の高い起業で
そういうことされるとは思わないよな、普通。
しかし、今後どのような企業の職員であれ
オレのカードを
オレの目の前から
持ち去ることを禁ず！


ちなみにハワ○アン航空な。
モチロン会社に担当者名と共に『事実のみを』報告しました。