Mi viaje a Latinoamérica nº16, Punta Arenas, 14 jul. 2014 [旅]
朝5時の長距離バスターミナル、チリのプンタ・アレナスへ向かうのだ。12時間の長旅。なぜか?飛行機が飛んでないからです。この後イースター島に行くんだけど島へはサンチアゴ・デ・チリからしか便がない。ウスアイアからサンチアゴへの空路はブエノス経由の便しかない。じゃぁってんでサンチアゴ便があるプンタ・アレナスまで車で行こうという訳。闇をひた走ること2時間くらい、イミグレの出先事務所みたいなところで出国手続き。乗ってきたバスはここ止まりなので別のバスに乗り換える。
だんだん白み始める空。雨が降ってるらしくて道路が鈍く光る。街の外にはどこまでも広がるパタゴニアの大地。人の気配も動物の姿もない不思議に静かな世界。東の地平から遅い日が昇る。車窓の景色があるってことが陸路の醍醐味だね。
出発から4時間ほどでアルゼンチン側のイミグレ。さっき手続き終わってるのでそのまま通過。それから30分くらい走ったかな?チリ側のイミグレ。入国手続きのため下車。国境を越えてもさほど変わらない、荒涼とした風景が続く。
昼を回った頃突然道が途絶えた。海峡をフェリーで渡るのだ。埠頭に降り立って座りっぱなしの身体を伸ばす。静かな海はあまり潮のにおいはしない。暖かい日を浴びながら三々五々船を待つ。
約1時間の船旅は揺れもなく穏やか。ホットドッグとウイスキーで昼食。
対岸で再びバスに乗り込み、残りの行程はほぼ1/3。だんだん雲が出て空が翳りだす。日差しがなくなると急に寒々しい。
なんとか日没前に到着。丸々半日かかったけど飽きるということもなく、案外楽しいバス旅だった。海岸へ続く道沿いの宿は、安いけど清潔で心地よい。少しだけ歩いてみたけど日暮れは早く、夜は瞬く間に街を飲み込んだ。とても感じのいい宿のおかみさんにおすすめレストランを聞き夕食。翌日も早いので食い終わったらとっとと寝る。
経由地として1泊だけの滞在だったけど、今にして思えばせめて海岸の景色くらい見とけばよかったな。
だんだん白み始める空。雨が降ってるらしくて道路が鈍く光る。街の外にはどこまでも広がるパタゴニアの大地。人の気配も動物の姿もない不思議に静かな世界。東の地平から遅い日が昇る。車窓の景色があるってことが陸路の醍醐味だね。
出発から4時間ほどでアルゼンチン側のイミグレ。さっき手続き終わってるのでそのまま通過。それから30分くらい走ったかな?チリ側のイミグレ。入国手続きのため下車。国境を越えてもさほど変わらない、荒涼とした風景が続く。
昼を回った頃突然道が途絶えた。海峡をフェリーで渡るのだ。埠頭に降り立って座りっぱなしの身体を伸ばす。静かな海はあまり潮のにおいはしない。暖かい日を浴びながら三々五々船を待つ。
約1時間の船旅は揺れもなく穏やか。ホットドッグとウイスキーで昼食。
対岸で再びバスに乗り込み、残りの行程はほぼ1/3。だんだん雲が出て空が翳りだす。日差しがなくなると急に寒々しい。
なんとか日没前に到着。丸々半日かかったけど飽きるということもなく、案外楽しいバス旅だった。海岸へ続く道沿いの宿は、安いけど清潔で心地よい。少しだけ歩いてみたけど日暮れは早く、夜は瞬く間に街を飲み込んだ。とても感じのいい宿のおかみさんにおすすめレストランを聞き夕食。翌日も早いので食い終わったらとっとと寝る。
経由地として1泊だけの滞在だったけど、今にして思えばせめて海岸の景色くらい見とけばよかったな。