Mi viaje a Latinoamérica nº14, Ushuaia-5, 12 jul. 2014 [旅]
ウスアイアでまだ1つやりたい事が残ってる。それは風で曲げられてしまった木を見ること。この辺りはかなりの強風地帯で、特に海岸に生えてる木は曲がってしまうらしい。観光案内所で聞いたら街からタクシーで15分位の所にそういう木が見られる所があるとか。車で15分…歩きだな。
海岸沿いをテクテク、寒いけど気持ちいい。結構車通りは激しい道なんだけど、それでも排ガスより空気の清浄度の方が遥かに上という経験した事のない環境。石油基地、そういえばここは天然資源が豊富らしす。
日本海側の寒村のような佇まい。でも内海なので凪いでる。まるで湖のように穏やかな水面。海辺の一本道は時おり岸を離れてアップダウン。ただ歩くことが楽しくて足取りは軽い。
浅瀬に群れる海鳥。長い影。街から随分来たね。
脇道に逸れてしばらく行くと前方の丘に曲がった木が見えてきたよ。おぉ、曲がっちょる曲がっちょる。でもちょっと物足りんな、海岸に下りてみよう。静かな波打ち際、波音も殆どしない。浜は砂でなくて石、薄っぺたくて丸い。崖に生える木は見事に曲がってる。この穏やかな波からは想像できない強風が吹くんだろう。平らな石を少し拾う。道はまだ続くのでも少し行ってみよう。舗装道路のどん詰まりに粗末な灯台。海を望むと遠くに小さな島影…あの灯台の島かな…肉眼じゃわかんない。写真撮っておもいっきし拡大してみたらそうでした。こんなところにもデジタルの恩恵。
未舗装の小径があるんでもう少し近くであの灯台を見たい。欝蒼とした木々の間を小一時間歩くと急に視界が開けた。なだらかな丘の頂きはいわくありげに我をいざなう。きっとあそこなら灯台が見える。心持ち足早に坂を登ると…アリ?何だか肩透かしの景色。ちがーう!こんなんじゃなーい。このままじゃ終われない、もう少し…
諦め悪く歩を進め丘を下ると清流が。こんな小さな川が直接海に注いでいるのが何故かとてもファンタジック。古王国や中つ国はかくありきか。苔むす丸木橋を渡って更にもうひとつ丘を登る。
ここ…は……イイ!!!森の先には雪を戴く峰、眼下に広がる鏡のような海、そして遥かに見える灯台の島。もういい、ここがオレの世界の果てだ。この先にはもう行かない。帰ろう、元来たところへ。今ならわかる。ファイが滝で見せたたあの微笑み…
街に戻りがてら約10キロ最果てランしてみた。全行程往復30キロくらいだのでさすがにちょっと疲れました。
海岸沿いをテクテク、寒いけど気持ちいい。結構車通りは激しい道なんだけど、それでも排ガスより空気の清浄度の方が遥かに上という経験した事のない環境。石油基地、そういえばここは天然資源が豊富らしす。
日本海側の寒村のような佇まい。でも内海なので凪いでる。まるで湖のように穏やかな水面。海辺の一本道は時おり岸を離れてアップダウン。ただ歩くことが楽しくて足取りは軽い。
浅瀬に群れる海鳥。長い影。街から随分来たね。
脇道に逸れてしばらく行くと前方の丘に曲がった木が見えてきたよ。おぉ、曲がっちょる曲がっちょる。でもちょっと物足りんな、海岸に下りてみよう。静かな波打ち際、波音も殆どしない。浜は砂でなくて石、薄っぺたくて丸い。崖に生える木は見事に曲がってる。この穏やかな波からは想像できない強風が吹くんだろう。平らな石を少し拾う。道はまだ続くのでも少し行ってみよう。舗装道路のどん詰まりに粗末な灯台。海を望むと遠くに小さな島影…あの灯台の島かな…肉眼じゃわかんない。写真撮っておもいっきし拡大してみたらそうでした。こんなところにもデジタルの恩恵。
未舗装の小径があるんでもう少し近くであの灯台を見たい。欝蒼とした木々の間を小一時間歩くと急に視界が開けた。なだらかな丘の頂きはいわくありげに我をいざなう。きっとあそこなら灯台が見える。心持ち足早に坂を登ると…アリ?何だか肩透かしの景色。ちがーう!こんなんじゃなーい。このままじゃ終われない、もう少し…
諦め悪く歩を進め丘を下ると清流が。こんな小さな川が直接海に注いでいるのが何故かとてもファンタジック。古王国や中つ国はかくありきか。苔むす丸木橋を渡って更にもうひとつ丘を登る。
ここ…は……イイ!!!森の先には雪を戴く峰、眼下に広がる鏡のような海、そして遥かに見える灯台の島。もういい、ここがオレの世界の果てだ。この先にはもう行かない。帰ろう、元来たところへ。今ならわかる。ファイが滝で見せたたあの微笑み…
街に戻りがてら約10キロ最果てランしてみた。全行程往復30キロくらいだのでさすがにちょっと疲れました。